私が出逢った代替医療

現代の がん 治療を補完する意味での補完代替医療は様々なものがあります。
自分たちが試したり、理論的に良さそうだなと思ったものをご紹介いたします。

1.丸山ワクチン

手術でとりきれなかった がん 患者に、 抗がん剤 と丸山ワクチンの併用で延命率が15%上昇した丸山ワクチン。
使用してくれる医師を探さなくてはいけないなど、ハードルは高いですが費用対効果の可能性を考えると試してみる価値はあると思います。
オフィシャルサイトはこちらです。→ http://vaccine.nms.ac.jp/

2.機能性食品

機能性食品には様々なものがあります。中には本当に有用なものと、その有用性をさらに引き出す組合せがあります。そのために経験や実績としてあるのです が、通常は西洋医学の範疇しか認めない人には「わけのわからないもの」としてとらえられています。患者側としては臨床実験をして確かめればいいのですが、 厚生労働省がお金をつぎ込むはずもないし、それを研究しようとする臨床医や大学病院もありません。
そのため、扱う人の経験則にでしか紹介できないのが残念ですね。
機能性食品をあつかう業者の分類を紹介します。

  1. 有効成分や、少ない臨床経験例など基礎研究はされているもの。 ← 大抵、商売下手、資金不足
  2. 上記のふりをしているもの。ブーム商品として仕掛けられたもの。 ← 大抵、商売上手、資金過多
  3. それまたそれに便乗するもの。 ← 商売下手、ビジョンがない、資金不足

3.音響療法(サイマティックス)

イギリスのDr.サー・ピーター・ガイ・マナーらのグループが開発した音響療法で人間や健康を物理的な振動数でとらえ、病気をその振動数の秩序の乱れたも のと捉え、人体の各部位に共鳴現象を起こす様々な「音」の周波数を測定し、医療分野での応用を研究しました。現在その音の数は8.000種類にも上ってい ます。用いられる音はすべて可聴域の音であり、物理学的には複数周波数の調和音として存在し、その音を体内に当てて生体の秩序を取り戻すということを目指 して行う療法です。
私も実はこの機械を購入しました。使ってみましたが、中々良いと思います。不眠症、不安症など精神的に疲れている人にはお勧めです。

4.光線療法

昔から伝わる日光療法(身体を温め、血行を良くして治療に導く)は身体に良いということがわかっていました。然しながら問題となるのがその日光中の紫外線です。
長くかかると 皮膚がん 等の可能性を引き起こすことから、この紫外線を発しない日光療法の開発はカーボンアーク灯というものを使って確立されました。
がん 細胞は42度で死滅しますし、体温が35度ならば一番繁殖しやすくなります。そのため患部を温めることは良いとは思います。 寝たきりで動けない人にはお勧めです。

5.温熱療法

温熱療法には がん 細胞が熱に弱いということを根拠に患部を加温するハイパーサーミアと全身の温熱療法があります。ハイパーサーミアは現代医学の三大療法、最新療法重視の状況では廃れてきつつあるのが現状です。
然しながら個人的には、全身を温める、血行を良くし、老廃物を汗としてして出し、高い体温で免疫を活性化することはとても良いことだと思います。
そういう治療を施しているところも全国に数箇所はあります。探してみると良いかもしれません。

6.ラジウム、ラドン水の温泉療法

ラドン水やラジウム鉱泉に含まれる少量の放射線は身体と免疫を活性化させるといわれています。これも手軽な方法としてお勧めできると思います。
また何もすることのない湯治場で心を空にしてストレスフリーで瞑想をしてみるのもいいかもしれません。
福岡県の鞍手町「鞍手クリニック」裏に、ラドン温泉水が湧き出しています。福岡県内の方はおすすめです。この熊井医師は、とてもいい先生です。

7.気功

目に見えないけど漢方医学では使われてきた言葉である気は、生体エネルギーと訳することができると思います。これを治療に使うのが気功治療です。これを使 うと気を当てた部分が温かくなると思いますが、病気で気が乱れた人に気功治療をするというよりは、患者さんが自分自身で、気というものを知り、気功を自分 の生活の中で取り入れることで気の乱れを治し、自分を治癒に導く手助けをするものだと思っています。
気功治療とは自分で自分を治すためにすることが重要です。
「気をしっかりする。」「気になる。」「気を持つ。」など、気は代替医療を受け入れる上でも非常に重要な要素になると思います。

その他

他にも多数、いろいろな方法があります。私が出逢った代替医療

「統合医療のすすめ―治る力を呼びさます(単行本)」
山本 竜隆(著)

この本が、偏ることなく紹介しているためお勧めです。
一度手にとって見てください。

この他にも非常に今後が楽しみな療法や、トンデモ学説として言われていますが以下のようなものを知っておくと、 がん を自分で治療する上で、何が大事かがわかってくると思います。しかし、このHPではなかなか意見は述べられませんね。
以下のようなものを個人的に調べて見ると面白い発見ができると思います。

■検索する際のキーワード

  • がん休眠療法
  • マクガバンレポート
  • がん ウイルス療法
  • 誘導消失療法
  • 千島学説
  • ソマチット学説
  • 携帯電話とがんの因果関係
  • 発熱とガンの治癒

そういうことを踏まえた上で自分の考えとあう方法を選択していくべきだと思います。

薬剤師 中尾のりよし