抗癌剤治療時の食事は?オススメの流動食レシピ

抗癌剤治療時は、胃や腸、食堂などの粘膜も作用し食欲が減少したり、口内炎が悪化するなどの理由から、固形物を口にすることが難しくなります。そのような時は流動食がオススメです。

今回はオススメの流動食のレシピをご紹介致します。

オススメの流動食レシピ

栄養満点の流動食レシピをご紹介いたします。

にんじんたまねぎポタージュ

材料
にんじん 1本
たまねぎ 1個
水 200cc
コンソメキューブ 1?2個
牛乳 200cc

作り方

にんじんと玉ねぎは全て細かく切り、鍋に入れて、水とコンソメキューブを加えてしっかりと身が崩れるくらいに煮ます。

くたくたになって指で潰れるほど柔らかくなったことを、確認したら、ミキサーに入れて全体がペースト状になるまでかけます。

なめらかになったら鍋に戻し入れて牛乳を加えて温め直します。
にんじんたまねぎポタージュは玉ねぎからとろみがでて、とろみのあるポタージュに仕上がります。

それでも飲み込みにくい場合はとろみ剤を1グラム加えとろみ加減を調節することで、飲み込みやすくなります。

にんじんはビタミンAを豊富に含み、胃や腸、口腔内などの粘膜の免疫力を高めることにより、抗癌剤治療で弱った粘膜免疫力を保護する働きがあります。

玉ねぎにも、にんじんと同様に粘膜を保護する働きがあります。
血液をサラサラにして、体内の毒素を排出する効果や、整腸作用があり、抗癌剤治療で下痢や便秘に悩まされている方に有能です。

ブロッコリーのポタージュ

ブロッコリー 半分
玉ねぎ 半分
牛乳 400cc
コンソメ 1?2個
バター 小さじ2杯
はちみつ 小さじ2杯
ブラックペッパー 適量
生クリーム 適量

ブロッコリーと玉ねぎは細かく切ります。
熱したフライパンにバターを入れて全体に引き伸ばします。
ブロッコリーと玉ねぎを入れて焦がさないように炒めます。
玉ねぎが飴色になりしんなりとしたら、牛乳とコンソメ、はちみつを加えます。

鍋の底が焦げないように適度にかき混ぜるようにしましょう。木べらでつぶしながら混ぜることで、後でペースト状にしやすくなります。

中火で15分程度加熱したら、ミキサーに移しましょう。ミキサーで滑らかになるまでしっかりかけます。ペースト状になったら完成です。

冷製が良ければ冷蔵庫へ入れて冷やしましょう。もっと温かい方が良ければレンジで加熱してから召し上がるようにしてください。

ブロッコリーはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、体の健康を促進する効果があります。

ブロッコリーは冷やしてしまうと栄養価が下がってしまうため、どうしても冷たいのが良いという場合でなければ、なるべく温かいポタージュで召し上がるようにしましょう。